はじめに、腕の付け根、または足の付け根のどちらかを縛って、血流を制限します。加圧することによって適度に血流を流れにくくするだけで血流を完全に止めるわけではありません。また、血液を制限することで腕や脚に血液が多くなり、普段は使われていない毛細血管にまで血液が行き渡るようになるメリットもあります。

加圧した状態で10分～最大30分程度、筋繊維や関節を痛めない軽い負荷の運動をします。軽い負荷でも効果があるメカニズムは、疲労物質である乳酸が溜まり出し、この状態を脳が感知すると、成長ホルモンの分泌の促進がはじまります。

これは重いウエイトを持ち上げるなど、高負荷トレーニングを長時間した後と同じような状態です。言い換えると、加圧トレーニングとは、脳を勘違いさせて成長ホルモンを分泌させるトレーニングだと言えます。 トレーニング終了後、加圧ベルトを緩めて血流を制限していた圧力を取り除き、血流を元通りに流れやすい状態に戻し、これでダイエットトレーニングは終了です。
 

カラダの中の水分が不足すると血流が悪くなり、血液がドロドロになります。血液ドロドロは、脳梗塞や脳血栓などの血管障害が起こるだけでなく、栄養が全身に行き渡らず栄養障害になったり、精神の病気の神経障害になったりします。免疫力が落ちるので、病気がちで不健康になります。水をたくさん飲んでいると、細胞に十分な水が行き渡るので、血液サラサラになりカラダが健康になります。

年齢を重ねると、体は水分を必要とする量が減ってきます。若さとは、水分で潤っている状態で、水分の不足は、そのまま老化現象となって表れます。水分を十分に維持して若さをキープしましょう。

水を十分に摂取すると、便の量を増やして適度にやわらかくなるので、排便がスムーズになります。他にも、マグネシウムなどのミネラル分の多く入ったミネラルウォーターは腸を刺激し、便秘の解消に役立ちます。便秘が原因でダイエットにくくなることもあるので、水分補給は必要です。